[カメラ] OLYMPUS XZ-2

OLYMPUSのデジタルカメラ、STYLUS XZ-2を導入しましたので試写画像を交えつつ紹介します。

京都に居た頃は実家にあったコンデジを使っていたのですが、函館に引越してからは自分のカメラが無く、どうしたものかと思っていたところ、両親からプレゼントとして送られてきました。

以前実家で使っていたコンデジ(NikonのCOOLPIX P310)と比べながら見てみます。

△OLYMPUS XZ-2

△Nikon P310

XZ-2 主なスペック
有効画素数:1200万画素
センサーサイズ:1/1.7インチ
焦点距離:6mm~24mm (35mm換算:28mm~112mm)
最短撮影距離:標準AF 5cm、マクロ 1cm
開放F値:広角端 1.8 ~ 望遠端 2.5
手ぶれ補正:センサーシフト方式
購入時の価格:約2.4万円

P310 主なスペック
有効画素数:1605万画素
センサーサイズ:1/2.3インチ
焦点距離:4.3mm~17.9mm (35mm換算:24mm~100mm)
最短撮影距離:標準AF 30cm、マクロ 2cm
開放F値:広角端 1.8 ~ 望遠端 4.9
手ぶれ補正:レンズシフト方式
購入時の価格:不明

スペック考察
有効画素数はP310がXZ-2に優っているのに対し、センサーサイズはXZ-2が1/2.3インチのP310より少し大きい1/1.7インチになっています。そのため、ひとつの画素に入る光の量は相対的にXZ-2の方が多く、暗所撮影に強いということが判ります。

そのほかのスペックでは、XZ-2の方がやや画角が狭く、望遠端でも明るい(開放F値が低い)仕様になっています。

また手ぶれ補正の方式がXZ-2がセンサーシフト方式なのに対し、P310はレンズシフト方式となっています。

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XZ-2 試写画像

机の上のiPod touchを少し離れたところから絞りを変えて撮ってみました。
ピントはともにiPod touch手前のハンドストラップを取り付けるところ(丸い部分)に合わせています。

[1/3s、F2.2、ISO100]
 

[4.0s、F8.0、ISO100]

絞り開放のときはピントを合わせたところ以外はよくボケていますし、絞り最大のときは距離に差があっても広範囲でピントが合っています。

最近の一眼レフ用のレンズでは絞り最大F20とかF30とかの製品もありますが、F8.0もあれば実用上十分だと思います。

 

続いて、直方体のモバイルバッテリーを焦点距離(ズーム倍率)を変えて撮ってみました。

[6mm (35mm換算28mm)、1/80s、F1.8、ISO200]

[24mm (35mm換算112mm)、1/30s、F3.2、ISO200]
 

これも当たり前の話ですが、広角端では遠近感が出て(悪く言うと形が歪んで)、望遠端ではスッキリと被写体の形が出て(悪く言うと迫力が無くなって)います。

私はどちらかというと広角レンズで撮った画の歪みが苦手なので、被写体から離れて望遠気味で撮るように心がけています。 

 

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RAW現像・夜景など
XZ-2はコンパクトデジカメでありながらRAW形式(拡張子は.ORF)での記録に対応しており、OLYMPUS Viewerという専用の画像処理ソフトでRAW現像ができます。RAW形式は画像センサーからの情報を手を加えずにそのまま保存する形式で、JPEGよりも各色の階調が多く、露出やホワイトバランスの調整を違和感の少ないまま行うことができます。

これまで屋外で液晶モニターが見にくくて撮った写真を後で見てみると白飛び・黒潰れ・ホワイトバランスの異常などを経験したことがよくあるので、多少の露出のミスをカバーしたり、後から色味を調整することができるRAW形式に対応していることは重要なポイントでした。

△「編集」タブ。自動トーン補正、トリミング、レンズ歪み補正、コントラスト調整など
 

 

△「RAW現像」タブ。ホワイトバランス、アートフィルター、シャープネス、ノイズフィルタ、偽色抑制など。
「編集」タブと被る項目もありますが、こちらはカメラ内部でJPEG記録する際の処理に対応させているのかと思います。
 

 

暗所や夜景についてですが、1画素あたりに入る光の量が多くてシャッター速度が稼げるのと、センサーシフト方式の手ぶれ補正が効いて、手持ち撮影でもぶれの少ない写真を撮りやすいと感じています。

[1/13s、F2.8、ISO400]
 

 

[1/10s、F2.8、ISO400]
 

 

[2.5s、F8.0、ISO200]※三脚使用
 

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そのほか使っていて感じた点

・コントロールリングが便利

一眼レフなどではレンズのダイヤルを回してズームやピントを直接コントロールすることができますが、XZ-2には「コントロールリング」というインターフェースがレンズの付け根周辺に付いていて、色々なパラメータを割り当ててコントロールすることができます。これが操作性を高めていて、さっと設定を変えてすぐにシャッターを切ることができます。

そのほか、表側のファンクションレバーを倒すとマニュアルフォーカスやズームのコントロールをすることもできますが、その機能はあまり使っていません。

△絞り優先モード時のパラメータ設定例
レンズ側のコントロールリングで絞りを、
手前のダイヤルで露出補正を設定できる
 

 

・テレコンレンズ用のアダプタは必須
XZ-2にはもともとレンズキャップが付いているのですが、いちいち着脱するのが面倒くさかったり、キャップを外し忘れたまま電源を入れてしまうことがあって、別売りの「自動開閉レンズキャップ」というものを買おうかと思ったのですが値段が高く(¥3,300前後)躊躇していたところ、テレコンレンズを装着するためのアダプタ「CLA-12」が¥2,800で売っていたので買いました。

CLA-12には55mm径のレンズやフィルターを付けることができるので、Kenkoの55mm径のUVフィルターを付けています。フィルターを付けることで本体のレンズの保護にもなって一石二鳥です。

また、アダプターを付けることで、アダプターに手を添えてレンズ交換式カメラのように安定して構えることができるので手ブレの心配が減り、撮影に集中できます。

△レンズ収納時

△望遠端時 レンズが出っ張って物にぶつけないか心配です

△テレコンレンズ用アダプター「CLA-12」を付けたところ
本体のレンズの保護にもなって持ちやすさも向上しました
 

以上、カメラ初心者の視点からですがXZ-2の紹介でした。